安全上のご注意
次のような緊急時には、ただちに緊急停止ボタンを押してください。
- Pepperが危険な状態にあるとき(例:濡れる、転倒する)
- Pepperが周囲の物に危害を与えそうになったとき
- Pepperが不測の行動やその他取扱説明書と異なる動きをしたとき
ここに示した注意事項は、お使いになる人や、他の人への危害、財産への損害を未然に防ぐための内容を記載していますので、必ずお守りください。
本製品の故障、誤動作または不具合などにより、お客様、または第三者が受けられた損害につきましては、当社は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
本書はPepperおよび充電器をご利用になる上での安全上のご注意、正しい取り扱い方法、廃棄方法、リサイクル、その他規定の情報も記載しています。
本書に記載した注意事項は、すべての起こりうる事象を網羅したものではございません。どのような状況においても人間の安全が最優先されます。設置および使用に関する注意事項を常にお守りください。
表示の説明
次の表示の区分は、表示内容を守らず、誤った使用をした場合に生じる危害や損害の程度を説明しています。
内容をよく理解したうえで本文をお読みください。
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この表示は、取り扱いを誤った場合、「死亡または重傷※1を負う危険が切迫して生じることが想定される」内容です。 |
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この表示は、取り扱いを誤った場合、「死亡または重傷※1を負う可能性が想定される」内容です。 |
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この表示は、取り扱いを誤った場合、「軽傷※2を負う可能性が想定される場合および物的損害※3のみの発生が想定される」内容です。 |
※1 | 重傷とは失明、けが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るものおよび治療に入院・長期の通院を要するものをいう。 |
※2 | 軽傷とは、治療に入院や長期の通院を要さないけが、やけど、感電などをいう。 |
※3 | 物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペット等にかかわる拡大損害を指す。 |
絵表示の説明
次の絵表示の区分は、お守りいただく内容を説明しています。内容をよく理解したうえで本文をお読みください。
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禁止(してはいけないこと)を示します。 |
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指示に基づく行為の強制(必ず実行していただくこと)を示します。 |
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水がかかる場所で使用したり、水に濡らしたりしてはいけないことを示します。 |
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電源プラグをコンセントから抜いていただくことを示します。 |
本体・充電器の取り扱いについて(共通)
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高温になる場所(火のそば、暖房機のそば、直射日光の当たる場所)で充電・使用・放置しないでください。十分な換気が可能な状態を保ち、布などで覆われないようにしてください。 機器の故障や内蔵バッテリーの漏液・発熱・発火・破裂の原因となります。また、ケースの一部が熱くなり、やけどなどの原因となることがあります。 |
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Pepper や充電器を分解(Pepper の頭やパーツを取り外すなど)・改造・修理しないでください。Pepper や充電器を落下・破壊・変形・穴あけ・切り刻む・電子レンジに入れる・燃やす・塗装するなどしないでください。 発火・感電・破損・化学爆発などの原因となります。 |
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Pepperは屋内専用です。屋外では使用しないでください。 | |
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濡らさないでください。濡れた手で、Pepperを取り扱わないでください。湿度80%未満の範囲で使用してください。 発火・感電・故障の原因となります。 |
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コンセントやPepperに充電器をうまく取り付けできないときは、無理に行わないでください。本書を参照し、プラグやコネクターの位置を確認してから取り付けを行なってください。 内蔵バッテリーを漏液・発熱・破裂・発火させるなどの原因となります。 |
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3歳未満のお子様のご使用には適しておりませんので、お子様が近づかないようにご注意ください。また、ペットには近づけないでください。お子様や高齢者、また要支援・要介護認定を受けた方など身体が不自由な方がご使用される場合は、必ず付添い者がともに取り扱い方法を確認してください。また、ご使用中も必ず付添い者が安全を確保してください。
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Pepperを多量のほこり、砂塵、雪、氷、水、湿気、塩水環境または塩水噴霧にさらさないでください(例:海洋環境、海岸環境など)。 |
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お客様による修理をしないでください。 火災・感電・破損の原因となります。 |
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火気のそばで使用しないでください。 火災などの原因となります。 |
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プラグやコネクター部に誘電性異物(鉛筆の芯や金属片)が触れないようご注意ください。 ショートによる火災や故障等の原因となります。 |
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オーブンやドライヤーなどで乾燥させないでください。 発熱・火災・けが・故障などの原因となります。 |
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Pepperに付属の充電器以外で充電しないでください。 内蔵バッテリーの漏液・発熱・破裂・発火や、充電器の発熱・発火・故障などの原因となります。 |
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Pepperや充電器が正常に動作しないとき(異常音や異臭、発煙などがあるとき)はただちに緊急停止ボタンを押してPepper の電源を切り、電源ケーブルを抜いてください。 そのまま使用すると火災や感電の原因となります。 |
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内蔵バッテリーが破損したり、破裂している場合は、カスタマーサポートに連絡してください。 |
本体の取り扱いについて
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光学器具で直接レーザーを見ないでください。 失明の原因となります。 |
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レーザーを確認するときは、直視せず、また拡大鏡や顕微鏡などを使用しないでください。 | |
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レーザー、カメラ、その他センサーにほこりが付着しないようにご注意ください。 Pepperの正常な動作を妨げ、事故の原因となります。 |
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Pepperのセンサーで検知できない範囲に障害物を置かないでください。 衝突や転倒などの原因となります。センサーで検知できない範囲については、「センサーの検知範囲について」(⇒コチラ)を参照してください。 |
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Pepperのセンサー類を覆わないでください。 | |
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Pepperの頭部にアクセサリー(度入り・度なし眼鏡、眼帯、その他装身具)、および後頭部の空気穴やセンサー類を覆うような装身具(帽子やかつら、眼鏡、洋服、スカーフなど)を取り付けないでください。 センサーが誤作動したり、Pepperの温度が上昇する恐れがあります。温度が上昇すると、強制シャットダウンや破損の原因となります。(但し、Pepper for Biz公式外装サービス「ロボデコレーション」製品を除く) |
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Pepper の関節や可動部への装飾、Pepperの動作や放熱を妨げる装飾を行わないでください。また、Pepper の胸部ボタンや緊急停止ボタン、充電フラップやバンパーの操作を妨げる外装を行わないでください。 故障や転倒の原因となります。また、装身具が関節に挟まる恐れがあります。(但し、Pepper for Biz公式外装サービス「ロボデコレーション」製品を除く) |
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Pepperを移動するとき(電源OFF時)は、ピンが挿し込まれたまま移動させないでください。 転倒する恐れがあります。移動方法について詳しくは「Pepperを移動する(電源OFF時)」(⇒コチラ)を参照してください。 |
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Pepperを転倒させないでください。 けが・故障・破損などの原因となります。 |
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Pepperが転倒したときは、緊急停止ボタンを押してください。 けがの原因となります。起こしかたについては、「Pepperが転倒した場合」(⇒コチラ)を参照してください。 |
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緊急時以外、動作中(ロボアプリ起動時など)のPepperに触れたり、近づきすぎないでください。 転倒する恐れがあります。但しPepperに明確に提案された場合は、その限りではありません。 |
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Pepperに無理な力が加わる行為(寄りかかる、押す、抱きつくなど)をしないでください。 無理な力を加えると、転倒やモーターやギアなどが破損する恐れがあります。 |
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動作中のPepperの関節には触れないでください。 挟まれてけがをする恐れがあります。 ![]() |
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Pepperの脚部(底部)に足や手を近づけないようにしてください。 ホイールに巻き込まれてけがをする恐れがあります。 |
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Pepperの柔らかいカバーの下やスピーカーに異物を差し込まないでください。 発熱・火災・故障などの原因となります。 |
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潤滑剤をPepperの関節に使用しないでください。 感電・火災・故障などの原因となります。 |
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内蔵バッテリーの安全仕様により、内蔵バッテリーが低電圧になると安全ロックがかかります。安全ロックが一度かかると新しい内蔵バッテリーに交換する必要があります。安全ロックがかかる前に、1 週間を目安に定期的に充電してください。また、満充電状態で放置した場合は3 ヶ月を目安に充電してください。3ヶ月を超えて放置すると電池が完全放電し、使用できなくなることがあります。 |